ダメージ

ここ最近、仕事で暫く危険な海外に行っていたので、
釣りどころではありませんでした。

昨日、久し振りに釣りに行きました。

7時から17時まで、浮いてきました。
以前は5時から19時など14時間浮いて居たりと
今では考えられないくらいの時間をフローターで浮いて居たのですが、
考えてみれば昨日の釣りも、真夏に10時間は浮いていたことになるので、
身体にはかなりのダメージが残っています。

この時期のダメージと言えば日焼けでしょう。
こちらは、長袖のUV加工されたフィッシングシャツと
麦わら帽子、日焼け止めクリームの使用でかなり軽減されたと思います。

次は、筋肉痛ですね。
フローターを漕ぐので下半身の筋肉痛かと思いきや、
私はまだ下半身の筋肉が残っているのでこちらは問題無く、
上半身激しい筋肉痛を味わっています。
フライの場合、1回キャストするために最低でも2回はキャストを繰り返します。
特にフローターでは上半身のみのキャストになるので、
背中、肩肘、上腕部、前腕部の筋肉を酷使します。
その結果、かなりの筋肉痛と怠さが残り、
ダメージの回復まで暫し時間がかかります。

最後は、バスを数釣ったときのみですが、
ハンドランディングする左手親指の皮が、
バスの歯によってざらざらに傷つけられる痛みでしょうか。
昨日は50アップのバスを釣ってしまったこともあり、
結構ヒリヒリしています。

ダメージの回復には暫く時間を要しますが、
釣りのイメージを反芻させてくれる大事な手がかりでもあります。

撃沈

5月末、台風が低気圧に変わり、
それでもかなりの雨を降らせて、
なぜか気温がぐーっと下がってしまった。

水位の上昇。 1m上昇
水温低下。  21℃→18℃
強風。    風速8m/h

これだけ悪条件の中、バス狙いで浮いてきました。
フライでバス。

半日の釣りで、ノーバイト。
全く魚の気配なし。
あっさり完敗を認めて退散しました。

しかも、ネオプレーンのウェーダー、
ブーツ部分に穴が空き、水の冷たさを体感。
弱り目に祟り目とはこのことでしょうか・・・。

被災地に行って

月日の経つのはあっと言う間だ。
しかし、例え月日が流れても忘れられない事もある。
3月11日の大震災から2ヶ月以上がたった。
これまでも大惨事が起きて、不幸にも命を落とされた方のご冥福を祈り
自分の足もとを見つめ直した事があったが、
今回の大震災は、その被害の甚大さから、当事者ではない自分にとっても衝撃的な出来事だった。
5月15日、宮城県の復興事業で本業であるサッカーコーチとして
子供達の為のサッカー教室のお手伝いをした。
子供達を励ますつもりだったが、その子供達の瞳、真っ直ぐな心に触れて、
逆に私自身が励まされてしまった。

そんなサッカー教室を2つ終え、自分の目で見た方が良いですよと言われ、
沿岸部に連れて行ってもらった。
多賀城石巻、女川・・・。言葉を失った。
映像では見てきたが、実物を見ると
あまりの凄さに逆にリアリティを失ってしまい、呆然とするだけになってしまう。

そんな被災地を見てきた後で、たまたま仕事先でお会いした方。
その方は、普段、中学生にサッカーを教えていらっしゃる。
その日も熱心にメモを取りながら、サッカーの指導法を勉強されていた。
たまたま、震災の話しになった。
その方の実家は岩手県だそうだ。
郷里に残してきたお母さんが家ごと津波でもっていかれてしまったとのこと。
付近に住んでいた親戚の方々もみんな行方不明。
淡々した話し方だけに余計に重みが伝わってくる。
行方不明のお母さんを捜しに安置所を巡られたそうです。
千体近くのご遺体を見て回られ、
中にはかなり損傷しているご遺体もあったとのこと。
似ている方のDNA鑑定もお願いされたそうです。
しかし、未だにお母さんは見つかっていないそうです。
そして親戚の方も殆どが行方不明。

それでも、子供達にサッカーを教える為に、勉強されている姿。
頭が下がりました。

自分が今、こうして生きている事の不思議さ、
そして意味を改めて考えさせられる出来事でした。
生きている。いや、生かされている。
生かされている、この人生。
その意味を考えつつ、今、生きている事の幸せを噛みしめようと思う今日この頃。
1日を大事に生きようと改めて思う。

釣りに行こうと思える日

地震、大津波。あれから4週間経ちました。
3/11以降、なかなか釣りに出かける気になりません。

地下鉄サリン事件
阪神大震災
9.11
大きな事件は過去にもありました。
時間はかかりましたが、
釣りに出かける日常、釣りがある日常に戻ることが出来ました。
しかし、今回はあまりにも起きた事の規模とインパクトが大きすぎました。
そして、まだ解決されていない原発の問題。
解決すべき問題は多く、この国の先行きも見えていません。

被災された方々の前では、釣りなんて口にも出せないでしょうが、
被災していない立場の人間にとっても、
ふらっと、釣りにでかけようと思い、行動に移せた日常が、
遠い過去のものになってしまったという事実。
大人の私でもこの閉塞感から逃れる術を知りません。

被災地に実際に向かわれて、
子供達とサッカー教室をされた方と話す機会がありました。
子供達の遊び場だった学校の校庭は避難所になり、
とてもとても遊べる場所では無かったそうです。
そんな中でも、ボランティアの方々が
遊べる場所を探し、
避難所や、辛うじて残った自宅で避難生活をおくっている子供達を、
バスでまわって集めてこられ、サッカーをしたそうです。
あの日以来、初めて笑った子達が多かったそうです。
その話を聞いて、本当によかったなと思った半面、
子供達の為に何かを出来る時間をつかって、
自分だけの為に釣りをして時間を使う事の是非を考えてしまいます。

今暫く、考える日々を続けたいと思います。
再び自分だけの為に、ロッドを振れる日が来ることを思いながら。

地震に関する情報

今、何ができるかわかりませんが、何かをしなければいけないという気持ちだけあります。
取りあえず、
以下のサイトで情報が見られます。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110311-OYT1T01048.htm

何かのお役に立てればと思います。

取り敢えず6匹

車田さん、羽ぴょんさん、た〜。さんに合流して出かけた土曜日の釣行。
その振り返り。

釣りをしていてると、各々釣りやすいポイントというものがある。
自分の場合、川なら瀬より瀞場。
湖ならシャローよりも岩盤。
海なら、外海より湾内などなど。


メバルを釣るのも、静かな湾内の方が好きだ。
普段、小場所で釣っていると、大場所に出た時に、どこで釣って良いか判らず戸惑う。


今回の釣り場も外海に面していた。
救いは、目の前に消波テトラが埋まっていて、
潮の関係もあるがシャローが続いている事だ。
深場で、底まで沈めてという釣りが苦手なので、
シャローにフロートを使ってフライを流す方がやり易いし好きな釣り方なのだ。


フロート使うとキャストがし辛いと言われている。
所謂ルアーをキャストするときの感覚で投げると
かなりの確率でライントラブルを起こす。
何故か、それはフロートしたの浮き下と言われるラインの部分の長さが
キャストするときのタイムラグで絡むからだ。
餌釣りでリールを使って投げた事がある人ならば、直ぐわかることだが、
意外にルアーしか投げた事がない人には判らないかもしれない。


子供のころから色々な釣りをしてきた事が、
思わぬところで生きるもの。
おやじに借りたスピニングタックルで、
籠付きしかけを投げて、最初につれたウグイの姿が今でも目に浮かぶ。
確か、多摩川だったと思う。


という事で、今回はここで4匹。
場所を移して湾奧で2匹。
バックスペースが取れない場所が多いので、
フライで釣るのは難しい事が多い。
ルアーとフライの中間、スピニングタックルでフライを投げて釣れたメバル
また楽しからずや。

三連敗

いつもの湾に出かけて、3連敗をくらっている。
バチ抜けもしていて、なにやら水面は騒がしいが、
竿を出せない所でばしゃ、ばしゃやっている。
魚も判っているのだろう。

最近導入したメバルのリグにフライをつけて
メバルも狙ってみたが、
今シーズンはこの湾内にメバルの姿が見られない。

2月も末、さてさて。